2008年 孟村旅行
今年も2007年年末から2008年年始にかけて八極拳発祥の地 孟村へ行くことができた。自分は、今回3回目の訪中となった。
今回の主な学習内容は、現在の八極拳中心センターでの練習カリキュラムの体験だった。
中心センターに主に在籍しているのは、平均年齢が十代半ばの若年層だった。
今回は、呉連枝老師の高弟 楊傑先生と、散打の教練である李宝貴先生が、中心センターに在籍している生徒とわれわれ体験メンバーに指導して下さった。
楊傑先生にご指導いただいた内容は、各種ランニングから始まり、ウサギ飛び?(中国では、蛙跳というようです)柔軟・腿・そして基本功・套路と続いた。
基本功については、普段自分たちが練習している八式と六大開拳のいくつかと套路は、小架一路・単打を主に見ていただいき、注意点等を指導していただいた。
李宝貴先生からは、自分たちには初体験となる、中国式散打を指導していただいた。
散打にあわせた内容は普段の練習にはない動作が多いうえに、連日の練習による疲労のため、思うように動けず、少々情けなかった。
今回、散打の指導の際に、以前より耳にしていた七星・九宮を目にすることができた。
七星については、実際に体験することもでき、実用性の高い内容に感じいった。中心センターのカリキュラムを体験して、体力のなさを痛感した。
中心センターに在籍しているメンバーは毎日このメニューをこなしていると思うと頭が下がる思いがした。いくつか参考になることもあったので、今後の練習に役立てたいと思う。
そして今回、大阪の渡邉先生・周佐先生の拝師式が盛大に行われ、私たちもお祝いの席に参加することができ、貴重な体験をすることができた。
北京では一泊多く宿泊し、初めて万里の長城を登ることができた。
かなり体力を消耗し、今回の旅行の総合テーマは体力の向上!! かと思いながらも何とか登りきり、壮大な景色を堪能することができた。
今回の孟村では、呉連枝老師夫妻を始め、呉大偉老師夫妻・ご指導いただいた楊傑先生・李宝貴先生お世話になりました、ありがとうございました。
いろいろな先生方にお会いすることができ貴重でとても充実した旅行となりました。
最後に通訳など多々ご迷惑をおかけしてしまった服部先生を初め、今回のツアーを手配と通訳をしていただいた周佐先生、渡邊先生・藤淵さん、森指導員・上田指導員・須原指導員・山崎指導員・疋田さん・庭野さん、お疲れ様でした。ご一緒させていただき楽しく過ごせました、ありがとうございました。
本部教室 進藤宏昭 |