次回参加者のために:生活メモ
【生活メモ:食事】
東京のスーパーでも見かける「野辺山牛乳」は、この高原で生産されています。
レストランでは、バイキング方式でセルフでお料理を選んでいきます。
和風のものも、洋風のものもあり、どれも少しずつ手の込んだ美味しい品で、合宿所というと大人数に対応するためのそこそこのメニュー…といったイメージがありますが、ここのレストランコースはちょっとしたホテルランチなみです。
今回の参加者も、おいしい!と言いながらおかわりをしていました。
トレイの横に、カラフルなイラストの入った手作りの「栄養成分表」が置いてあったり、ジュースベンダーに「オレンジジュースは疲れを取るのに良いけど、飲み過ぎないでね」とメモが貼ってあるのがいかにも「合宿で訪れたちびっこ向け」という感じでほほえましいです。
カレーのときに「ジャージー飲むヨーグルト・プレーン」が出ましたが、濃厚でコクがあり、酸味が効いておいしかったです。製造は「株式会社ヤツレン」。住所を見ると、合宿所のすぐ近くでした。
帰りに車で近くを通ると、その工場の敷地内で複数のテントを張って牛乳やヨーグルトの直売を行っていました。親子連れでにぎわっていました。
道路に向かって、工場のおじさんが「ヨーグルト」と書かれたのぼり旗を、通行車の目にとまるように振り回してはためかせていたのが面白かったです。次回はぜひ立ち寄ってみたいと思いました。
【生活メモ:駅弁とおみやげ】
小淵沢駅には、名物の駅弁「元気甲斐」があります。くるみご飯、レンコンのきんぴら、山女の甲州煮などの入った大人向けの落ち着いた内容です。
駅に隣接した売店や、ホームのキヨスクで買えます。
ほか、信玄餅、いかにも別荘地らしいハーブクッキーやパイ類、つけもの類、山梨県の地酒「七賢」やワインなどがあります。
野辺山駅では、箱菓子やつけものなどのおみやげを売っている店はありますが、お弁当は売っていないのでご注意。駅に隣接したプチフードコートで山菜うどんやそば、ソフトクリームなどが食べられます。うどん類は器が簡易なプラカップだったので期待していませんでしたが、中身はしっかりとこしのある麺と香ばしいつゆで、なかなかおいしかったです。
帝産ロッヂから車ですぐの所に、「びっくり市」という大きな農産物直売所があります。
桃・梨・葡萄などの地元でとれた果物や野菜、駅のお土産屋さんにもあるような漬け物、信玄餅、小布施の落雁を売っています。たまねぎ10kg入り大袋や、ひとかかえ程もある大きなハロウィン用の飾りにつかわれるお化けカボチャなど、普段の自宅周辺での買い物では目にしないような品物も多く、面白かったです。
信州の珍味として有名な、「蜂の子」(蜂の幼虫。栄養価が高い)も売っていました。
【生活メモ:帝産ロッヂ】
帝産ロッヂは、自社所有の室内スケートリンクが有名です。本館から少し歩いたところに、ドーム屋根のリンクがあり、夏でもスケートやアイスホッケーができます。
全日本規模の大会や、代表チームの合宿なども行われます。
ロッヂのロビーでは、荒川静香選手、高橋大輔選手など著名選手のサイン色紙がたくさん飾ってあります。
施設内の通路で、合宿に来ている少年少女スケートクラブの子供たちとすれ違いますが、彼らも数年後にはオリンピックの大舞台に立っているのかも…と思います。
弓道場も複数あり、袴姿の弓道部員たちも多く見かけます。
通路の脇に、糊の乾燥途中と見られる紙製の弓道の的がいくつも置いてありました。◎が印刷された紙を自分たちで枠に貼って作るようです。また、子供が自分のスケート靴のエッジを大人に習いながら丁寧に研ぐ姿なども見られ、異種目のちょっとした舞台裏を知るのもなかなか面白いと思いました。
反対に、彼らも、刀を振っている我々を、剣道場横の通路の窓から珍しそうに眺めていました。
【生活メモ:お風呂と洗濯】
コイン式洗濯機と、乾燥機があります。洗剤は各自で用意します。
剣道場付随の合宿部屋にはベランダがあり、洗濯物が干せます。旅行用の伸びるハンガーがあると良いでしょう。夜はひんやり涼しくなるため、夜間の乾きはよくありません。
練習用Tシャツの替えは多めに、吸湿速乾性のものが良いでしょう。
大浴場は16時から23時まで使えます。シャンプー・リンス・ドライヤーがあります。タオルは各自で用意します。
合宿棟とは別に、冬場のスキー客やハイキング客向けのホテル型の宿泊棟もあります。
そちらは各部屋にユニットバスがあり、人数分のフェイスタオル+バスタオルと石鹸・歯ブラシセットが用意されています。洗濯物を干す場所は無いので、室内にロープを張る必要があります。
【生活メモ:ローカルテレビ】
剣道場合宿部屋、宿泊棟の部屋には、地デジの入る薄型液晶テレビが備え付けられていました。
地元ローカルテレビでは、さすが野菜や酪農家が多い土地柄か、通常の天気に加えて毎日の気温・湿度・日照などの変化を細やかに延々と流すチャンネルあります。
試しにデジタルボタンを押してみると、現地「南牧村」の情報ページが出てきました。各地区の定点カメラの静止映像(おそらく、増水しやすい川などのポイント)や、お悔やみ情報、村の行政情報など、東京23区内では見ることがないかなり局地的なデータ放送は、なかなか興味深いものがありました。
【生活メモ:ネット回線】
1Fロビー横には、壁から延びた2本のLANケーブルと、折り畳み式の長テーブルとパイプ椅子二つの簡素なインターネットコーナーが新設されていました。
自前のPCをつなぐことができます。
スケートチームの子が、ノートパソコンで演技の動画を見てフォームのチェックをしたり、また、別の小学生ぐらいの女の子が、私物らしい小型のノートパソコンをつないでメールチェックなどをしていました。ちびっこもパソコンを活用しています。
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