GW呉連枝老師講習会 2005
一年ぶりに呉連枝老師にお会い出来る、講習会が始まりました。
初級講習会
初日の初級講習会では、まず参加者で驚いた。
分かってはいたけれど初心者では無い人達が多い事多い事、しかし、初心者にとって周りにお手本が居るのは良い事だったと思います。呉連枝老師のご登場!
徐々にテンションが上がりいよいよ講習会が始まった。立ち方、歩法、八式と進んで行き、特に歩法と八式では自分が列の先頭だったため老師に見てもらえたと思う。時々、老師が「好!」と言ってくれたのが嬉かったです。六大開拳は少し変わっていたのと発力をしないとダメと言う老師の言葉通り、正直疲れました。
六大開拳を練習する時、堤胯合練単陽打が三番目と四番目の間に入れると言うのを教えて頂きました。六大開理論の説明は、毎回とても勉強になりますが、とても難しいです。
そして、小架一路 2005ver。動作自体は余り変わってないものの、今回は動作を「合わせる、一致させる」事を重視して指導してくださいました。しかし、練習スピードが早い。小架が半日で最後まで行きました。呉連枝老師って・・・すごい。
二日目は、小架の復習と対練、六肘頭を練習しました。先日、老師が仰った「合わせる、一致させる」を意識して練習すると自分の姿勢や体の動かし方が中途半端だった事に改めて気付きました。対練の時も手の置く場所や、姿勢など老師は細かく指導してくださいました。
内功五法
内功五法には、去年参加出来なかったので参加出来るだけでテンションがあがります。内功は老師が仰った通り、自分の内面で練る物なので自分でしか判断できない事がとても難しいです。以前「気功は意功」とも仰っていましたが、意識をするのは集中力が要るので物凄く疲れます。正しく出来るようになれば気持ち良いのでしょうが・・・。
講義の時間では意識を何処に持って行くか、内功も外功も必ずやりなさい、套路を内功として練習する事も出来ると仰いました。以前、服部先生から小架のゆっくりやるやり方を教わりましたが、それがそうだったと思いました。本当に内功は正しい姿勢、呼吸、意識の仕方が難しく、この日は、体より頭が疲れました。
あと、この日は昼食を呉連枝老師と食べました。色々な話も聞けて楽しかったです。
四朗寛講習
講習会後半、メインテーマの四朗寛講習が始まった。講習会前、予習講習会や普段の稽古と四朗寛を出来る限り練習したつもりでも、やっぱり不安です。って言う以前に、松田隆智先生やお客さん方がいらっしゃるのでは嫌でも緊張します。
四朗寛が始まった。講習会の前に服部先生が、「套路を覚えた人は動いていいから老師の動きを良く見たほうが良いよ」と言っていたので遠慮なく見させて頂きました。その甲斐
あって自分で不明瞭な部分が解りました。老師も解り易く、大きくゆっくり動いてくれました。が、套路がどんどん進んで行きます・・・。「あれ?ま、まさか!」っとここで昼食。
昼食後、表演会が始まった。ヤバイ、ヤバすぎる。出る人出る人みなさん物凄い功夫の持ち主で、開門拳社からも数人出ましたが改めて目標とさせて頂きました。
練習再開。小一時間で四朗寛が・・・終わりました。終わっちゃいました(笑)小架が半日でも驚きなのに四朗寛が半日ちょっと。呉連枝老師って、やっぱり凄いっス。
四朗寛講習二日目、三日目に雑誌の取材の方がいらして呉連枝老師の写真撮影とインタビューをしました。
みんなもデジカメや携帯で写真を撮って、インタビューを聞きました。やっぱり老師は格好いいっス!
記者さんに話してた内容もその場に居てよかったと思える貴重なお話でした。四朗寛講習期間中の講義の内容も濃く、四朗寛だけでなく八極拳そのものの理論や概念の講義になってとても勉強なりました。質問にも答えて頂けてよかったです。呉連枝老師の劈掛拳や松田隆智先生の心意六合拳も見ることが出来ていい思い出に成りました。打ち上げも、とても楽しかったです。
呉連枝老師と松田隆智先生と自分の、写真を撮って貰い幸せでした。
講習会を終えて
呉連枝老師は、どんな質問にも必ず答えてくれ、いつも笑顔でした。今回の講習会も、たくさんの事を見て聞いて教わりました。
難しくて、時間が掛かると思いますが、間違いなく今後の練習に生きて来るので来年呉連枝老師にお会い出来る時まで頑張って練習します。
奥村知昭(本部教室) |