2002年夏合宿レポート・3



 今回の合宿は、習い始めて4ヶ月、小架もあやしいまま、見切り発車のような形での参加になりました。自分の目標としては、まずみんなと同じ練習メニューをこなすこと、そして単打をできるだけ覚えることの2つに設定しました。
 そして8月10日、期待と少々の不安を抱えて新宿をあとにしました。お昼頃八ヶ岳に到着し、そこでは連なる山々の緑と、濃く青い空、白い雲が各々の色を際立たせて、私たちを迎えてくれました。
 昼食後、いよいよ練習開始です。基本功と開門八式、対練が主な内容でした。全体を通してみて、この日始まって1時間位が最もきつかったです。顔がほてって、足も絡まり、なかなか思うように前に進まなかったのを覚えています、そうこうするうちに初日の練習も無事終わり、夕食のあとは座学で中国語を教わりました。服部先生は「自分も学生だから」なんて謙遜してらしたけど、その後呉先生と電話で話してらっしゃる様子は、かなりの腕前とお見受けしました。
 座学のあとは、座布団を持ち寄って宴会となりました。2日目、3日目の夜も異様な盛り上がりを見せましたが、残念ならが詳細は割愛したいと思います。

 2日目、3日目ともに、朝は7時から内功を行いました。朝露をたたえた草を踏みして、ゆっくりと清々しい空気を吸うのは本当に気持ちの良いものでした。

 中2日は午前中は基本功、対練などを中心に、午後は四朗寛と単打の2班に分かれての練習となりました。合宿の醍醐味は、普段の練習以外のこともできるということにもあると思いますが、今回六大開拳や六肘頭なども体験でき、見よう見まねでしたが勉強になりました。

 そしてメインの単打の練習が始まりました。案の定というかそれ以上に難しくて、順番がさっぱり覚えられず、細部に至ってはなおのこと、合宿中に大まかにでもできるのかどうか、不安になってしまいました。でも先生と周りの皆さんに親切に教えて頂いて、完成度は低いながらもなんとか通しでできた時は嬉しかったです。課題はまだまだ沢山ありますが、久々に達成感をかみしめました。

 最終日の4日目は、単打に加えて小架二路を教わりました。今、別のことをやったら単打を忘れてしまう!と思いましたが、以外にその差異性からか、単打は単打としてよりはっきりと解ったような気がしました。
 そして最後に四朗寛班と単打班がそれぞれ表演して、合宿を締めくくりました。

 こうして私のひと夏の単打はひとまず終わりを告げ、かすかな筋肉痛と汗の記憶を手みやげに見慣れた街へ帰ってきたわけですが、合宿での一番の収穫は、当初の目標であった、“練習メニューについていくこと”を完遂したことはもちろん、それによって自信と、達成感が得られたことだと自負しています。

 服部先生はじめ、お世話になった皆さんいろいろとありがとうございました。
 来年も、より多くの方と合宿に参加できたらいいなあと期待しています。

川口教室 遊馬容子


●単打


●女子もがんばっています。



●練功のため、太い槍を使います。別名「現場の足場」。重い!



今年も、年中行事の夏合宿がはじまってしまった。今年で3年連続、3回目の参加となった。今年、自分のテーマは六合花槍を覚えたかった。
初日は、毎年恒例の定歩拳千本突きをやるのかと思いきや、あれ、ない。少々不思議に思いながら歩法・八式と続き、小架になり、いつもより少々時間が長い?あっ、うわさで、今年は、千本突きよりすごいことをやるとの情報があった。
これだったのか。定歩拳とは違ったつらさだ。ほどよく40分かけて終了し初日の練習が終わった。
2日目、始めに、準備運動替わりに歩法等を行い、その後単打組と四郎寛組に班分けをすることになり、自分は単打組に行こうと思ったその時、四郎寛組を指し「君はあっち。」とお達し受けてしまった。呉連枝老師が来られた際、なんとか順序だけは覚えられたので、今回は少しでもいい方向にいきたくなってきた。
ということで、森指導員のもと練習が開始された。一度最後まで通したあと、少しづつ分割して練習したが、やればやるほど奥が深く、自分ではなんとなくおかしいような気がするが、どこがおかしいかが、わからない。どうしたものか考えてみたが、こればかりは、人に教えられてできるものでもないし、一朝一夕でできるものではなく、自分でおかしい所を探し修正していくしかないと思った。
午前・午後の途中まで、四郎寛の練習を行い休憩のあと、六合花槍をやることになった。
六合花槍は最終日の途中まで練習した。練習をしていくうちに、「これは楽しい。」と感じた。3日目の最後には、六合大槍も習ったが、これはつらかった。噂では六合大槍をやった人々は「またやる時は、来世で。」という人が多かったようだが、自分はこれもまた楽しかった。
やはり自分は、長兵器が好きな事を改めて実感した。
最終日は、六合花槍・六合大槍を練習し、最後には、まとめで四郎寛を行い年中行事である夏合宿が終了した。
今回の合宿で、3回目の参加となったが、毎回、先生初め指導員の方々には、ご指導頂きありがとうございました。今後とも、ご指導を宜しくお願いします。

本部教室 進藤宏昭


●重い!その2。体全部で支えないと操れません。(そこがポイント)



私にとって今回で2回目の合宿は、予定があって2日目からの参加となりました。
一人で電車の長旅も久しぶりだなあとつかの間のバカンス気分を味わいながら正午に小淵沢の駅に到着。
タクシーで合宿所まで向かうと、昼食を終えた合宿参加者の方々が口々に「今日のお昼はうな丼だったよ。」と教えてくれました。そう言われますと、非常に食べたかった…ような…

午後から対練を少しやった後、四朗寛班と単打班に分かれて練習する事に。
どっちも中途半端な私は直前までどちらの班にするか悩んでいたのですが、ゴールデンウィークの講習会で覚え切れなかった套路を覚えることを目標に四朗寛の方に入る事にしました。

3ヶ月前にはとりあえず順番だけは覚えていた部分まであからさまに覚えていないというのは、いつもながらにがっくりしますがそれは自業自得。
また覚えるまで練習です。抽別子のあと縮んでから蹴り出す足や、下がりながら盤歩になって上からうつところの足がいつも逆になってしまう、等々課題はてんこもりです。周りについていくのもままなりませんが頑張ります。

しかし翌日午前の途中であっさりと四朗寛班は解散になり、手に手に棍をお持ちになる兄様達。待って!私まだ終盤の回転判りませんが!!
心の準備が出来ない内にいつのまにか私の手にも程よい長さの棒が収まっていました。

このように流されて予定外に始めた六合花槍でしたが、始めてみると面白く、特に一部に熱烈な支持者を持つ舞花は確かに魅力的でした。まだまだ身体の側面で回せず、よく合宿中人にぶつけずにすんだものです。きっと周りの方が避けていてくれたのでしょう。

あとで先生に歩法が安定していないとアドバイスをいただきました。
普段から套路を追うのに必死でついつい意識が全身にまわらなくなるのですが武器を持つと重心がしっかりしていないと自分が振り回されてしまうので、自分の不安定さがよりはっきりわかりました。

ただでさえ習得が遅いのに、また半端な套路を増やしてしまってえらいことになったとも思いますが、手をつけたからにはそれぞれの套路に出てくる動きの共通点相違点を見つけたり、全体的な目線で少しずつ理解していきたいと思います。
 

本部教室 神宮智咲